表現の拡張展2023:ジョイント金具と木材による立体構成
会期:1/17(火)〜25(水)10:00-17:00(最終日は15:00まで) 土日休館
会場:筑波大学総合研究棟D棟1Fオープンギャラリー

 表現の拡張展は「実験造形演習(学群3年生対象)」「平面・立体構成演習A(大学院生対象)」履修者による授業成果展です。設定されたテーマから着想を得て展開を探ることで、表現の可能性を切り拓くことを目的としています。過去に設定したテーマには「10点組作品」「黒一色」「S0号」「過剰」「発注」などがあります。 
 今年のテーマは「ジョイント金具と木材による立体構成」です。ジョイント金具の形状から着想を得て、金具と木材だけを使って自立する立体を構築してもらいます。ジョイント金具にはL字型やコの字型など多様なラインナップがあります。ホームセンターなどで金物コーナーに行くと、その豊富なバリエーションに圧倒されます。これらは本来、目的に合わせて形や大きさを選択して使うものですが、今回は目的を持たずに金具を眺めることで触発される形の発想に重点を置いています。金具の内なる声に耳を傾けた結果としてどのような形が導き出されたのか、本来の使い方とのギャップにも注目しつつご覧いただくとより楽しめるかもしれません。 
 上浦佑太(芸術系・構成領域)
講評会の様子
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