造形ラボ展 Vol.1「打越結衣 見る・ミル・変わる」筑波大学附属病院A-C棟渡り廊下2F(2022.7.28 - 2023.7.26)
造形ラボ展 Vol.2「大久保智子  アミドとイト」筑波大学附属病院 桐の葉モール2F(2022.7.28 - 2023.7.26)
筑波大学附属病院ではこれまでも本研究室の学生作品をたびたび展示してもらっていましたが、今回から「造形ラボ展」という名を冠して一連の展示を"造形の可能性を広げる研究の一環"として認識してもらえるようアピールすることになりました。その取り組みの第一弾となる展覧会が2件、それぞれ異なる空間で始まりました。どちらの展示作品もさまざまな角度から見てもらうことで表情がどんどん変わる楽しい作品です。
筑波大学附属病院は、現在新型コロナウイルス厳重警戒中につき、原則、病院を利用される方のみの入館に制限していますが、外来診療や入院診療、そのお付き添いなどで来院される際にはぜひご覧ください。
打越結衣 (博士前期1年)
机や椅子などの丈夫な構造体に数本の角材を添え、ラッシングベルトで締めて固定した。基本的にベルトが構造体に触れないように構成されているため、危ういバランスが強調されている。空間に浮かぶシャープな線の構成が美しい。唯一コンクリートブロックを使った作品のみベルトがブロックに触れているが、代わりに穴を貫通する水平方向の角材はブロックに触れていない。
指導:宮原克人先生(工芸領域)

澤田亮 (学群3年)
「立体構成総合演習」課題:回転台を利用した表現の開拓
円盤に多数の丸穴をあけ、穴径より僅かに小さな球を配置した。球は紅白に塗り分けられているため、 転がることで2色が不規則に現れる。全面赤色に揃えてから回転させることで、回りだす際の白の出現に美しい秩序を与えた。

和田祐香 (学群3年)
「立体構成総合演習」課題:回転台を利用した表現の開拓
ゴム紐を平行に張った層の下に伸縮性の白い布を張り、その下に2つのピンポン玉を固定した回転台をセットしたもの。起伏の変化に連動してゴム紐の間隔が有機的に変化していく。
石川綾菜(学群3年生)
「立体構成総合演習」課題:回転台を利用した表現の開拓
三角錐の3面に黒のマスキングテープで縞模様を描き、手前と奥の縞の干渉によるモアレを発生させた。切り取り方によっては立体感の正確な把握が妨げられて逆回転に見える瞬間もあるなど見え方の多様さも魅力。
遠藤胤紀(学群4年) 30×30×20cm 紙
正方格子上に白と黒の立体を市松状に配置したもの。グリッド底面に対する垂直方向の空間に収まらない立体で構成しているため、視点移動に応じて見え方が急激に変化する。
和田祐香 (学群3年) 各17×17×1cm 紅茶、プラスチック板、エポキシ樹脂、木
コロイド溶液が乾燥することで縁の色が濃くなるコーヒーリング効果に注目した表現。紅茶をプラ板の上に乗せて乾燥させ、それをトースターで焼いて縮めたシートをレジンの中に封入した。偶然得られる濃淡の豊かなパターンが魅力。
更新履歴
2022.8.10 造形ラボ展(打越結衣、大久保智子 )の記録写真をexhibitionに追加
2022.7.12 topに立体構成総合演習課題作品追加
2022.6.22 topに遠藤胤紀作品追加
2022.6.20 topに和田祐香作品追加、INAMI Akari展お知らせ追加
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