※指導教員:森竹巳  副指導:上浦佑太
2019年 S100号 木製パネル、ジェッソ、シャープペンシル
修了制作 "repetition-drop" 227.3 x 436.5cm ジェッソ、木製パネル 
行為の反復をテーマにした作品。本来は下地材として扱われるジェッソの粘度に着目し、画面上にスポイトで垂らすことで立体的に定着させた。機械的な行為を人間の手で行うため、点の大きさや間隔は自然と不揃いになる。画面に向かう角度や距離の関係により姿勢や視点に変化が生まれ、作業の均質性に微妙な影響を与える。こうして得られる適度なノイズが、機械に作りだせない独特なリズムを生み出す。筑波大学優秀作品賞。

※全体図

※部分

2016 S30号 ジェッソ、木製パネル
2016 S30号 ジェッソ、木製パネル
卒業制作 "repetition-line / repetition-circle / repetition-random" S100号 アクリルガッシュ、ジェッソ、木製パネル
スタンピングの反復により時間の集積を感じさせることを意図した。絵の具を継ぎ足さずにスタンピングを繰り返すことで、転写される白の量は少しずつ薄くなり、背景の黒に沈み込んでゆくように見える。流れ星が尾をひくようなかたちにも見えるため、動勢感の効果も生じる。
"なないろ駅伝大会トロフィー/メダル/オブジェのデザイン"
大会のコンセプトを反映し、糸を使って「つながり」のイメージで制作した。第1回なないろ駅伝大会(2016.2.24@筑波大学陸上競技場、筑波大学体育系主催)で授与。

メダル φ9cm アクリル板、糸、レーザー加工、金具、リボン

トロフィー

オブジェ H50×W45×D45cm ステンレス、アルミ、金具、レーザー加工
駅伝大会のオブジェ。走り終えたランナーが身につけていたそれぞれの色のリボンを結びつけてもらうことで、なないろの球体になる。大会は今後も世界各国で行われるため、少しずつ完成してゆく象徴的なオブジェとして依頼された。

リボンを巻きつけた様子

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