「片隅の流れ」出品作 会場:国指定重要文化財 矢中の杜 2024.10.26 - 11.4
筑波大学総合造形領域開設科目「現代アート表現演習」成果発表展

ホワイトワトソン⽔彩紙、ボールペン 282mm×410mm
画面に配置した幾何図形を避けながら線を重ねる。フリーハンドによる線の揺れと図形を避けることで生まれる軌跡の変化が蓄積して複雑な形体が⽣じる。
展開 297×420mm 9枚組
植物の葉は環境に適応し、太陽光を効率よく吸収できるように展開している。生存戦略に基づく合理的な葉のつき方を真上から撮影することで、自然界の生み出す普遍的な秩序を切り取った。
Vestigium 210×297mm 18枚組
海の波が砂岩を侵⾷して生じる曲線や窪みをトリミングした。波に運ばれた海藻が砂岩の窪みに⼊ると海⽔に⾊素が染み出して砂岩へ沈着する。これらの作⽤により、砂岩に複雑な形体が作り出されたと考えられる。
Artifact 210×297mm 18枚組(※抜粋)
海岸線を歩いて見つけた人工物を撮影した作品。海が形作る曲線的で不定形な形と、人工物の直線的な形の対比が際立つ。
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