型取りは本来同じ形を複製する技法ですが、この作品ではあえて形が定まらないビニール袋に石膏を流し込むことで微妙に異なる形を多数得ています。袋のフチによる稜線や地面と接する部分の輪郭に特に個性的な形が見られます。
素材 :キャンバス、アクリル絵の具
サイズ:S0号(18×18cm)、30点組作品
キャンバスの内側に鉛筆で薄く正方形(=数理的構造)の輪郭を描き、目をつぶって他者の口頭による誘導を頼りにそれをなぞる。このプロセスで得られた輪郭の内側を赤く塗って不規則に歪んだ形を得ている。誘導役は毎回別の人に依頼するため、指示の出し方やタイミングによって毎回異なる輪郭が描かれる。誘導方法について手本を示したり制限を設けたりしないことで多彩な形状の獲得に成功している。進行中にも指示内容は少しずつ整理されるため、全体が均質にブレるわけではなく極端にずれた箇所が部分的に生み出されることがあり、不均一な不規則性を得られている点も興味深い。
以下は試作。キャンバスの中心のみを把握した状態でフリーハンドで同心正方形や同心円を描き、差分を内外で色分けした。いずれもS100号。
以下も試作。左と中央はそれぞれ構造の中心点のみ印をつけてその周りにフリーハンドで円や正方形を描き、差分を内外で色分けしたもの。右は等間隔に並ぶ平行線の始点と終点のみが分かるように目印をつけてフリーハンドで直線を描き、差分を上下で色分けしたもの。いずれもS10号。
木製パネル、アクリル、水糸、ペンキ
卒業制作 プラスチックダンボール、回転台 10点組作品、h100cm、φ14cm(本体部分)

なないろ駅伝トロフィー、Tシャツデザイン
2019年3月17日(日)つくば市洞峰公園にて授与式 なないろスポーツフェスタ
なないろスポーツフェスタ、関連記事(2019.4.2掲載)
"dan-pole" ダンボール、回転台 表現の拡張展2019出品作
2018 プラスチック製ダンボール板、接着剤、回転台 14 x 14 x 100cm(1点につき)
プラスチック製ダンボール板を円盤状にカットしたものを少しずつ角度をつけながら重ねて接着し、回転台に載せた。ダンボール板の断面の穴が鑑賞者の正面に向かう瞬間のみ、立体の向こう側が透けて見える。ターンテーブルで回転を与えることにより、透けて見える帯状の部分が徐々に上昇または下降してゆくように見える。中央と右の作品では偶数段と奇数段に異なる回転角を与え、上昇速度・下降速度の異なる帯を生じさせた。
2018 プラスチック製段ボール板、接着剤、回転台 20 x 20 x 160cm
上と同様の技法による作品。こちらは各段を重ねるごとに少しずつ回転させるシンプルな構造で接着させたもの。高く積み上げることでどのように見えるのかを試した。
課題作品
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