修了制作「Sink-Marks」 角材,パラフィンワックス、マイクロワックス、キャンドル用着色剤
蝋が凝固の過程で収縮するヒケという現象に着目した作品。容器の形や深さを変えることで全く異なる曲面が生じる。通常は回避すべき現象として扱われる偶然的な形を造形に生かした。
既製品の中華扉に蝋を流し込んだ
既製品の中華扉に蝋を流し込んだ

木枠を傾けた状態で凝固させた。奥のものが最も傾きを与えたもの。

640 × 90 × 60mm 木、蝋、キャンドル着色剤
卒業制作 木製パネル、角材、蝋、キャンドル着色剤 15 x 15 x 6cm 50点組作品
木製パネル、角材、蝋、キャンドル着色剤、22.7×15.8cm(SMサイズ)
パネル表面に角材を貼り付け、パネルの周囲を額のように取り囲んで土手を作り、内側に黒色のキャンドル着色剤を混ぜた蝋を流し込む。蝋は冷え固まる過程で収縮し、独特な曲面を作り出す。角材に含まれる微量の空気が蝋の熱により気泡となって表面に浮かび上がり、ざらつきのある美しい光沢を得ることができる。
"積層(蠟)"  蝋、オイルクレヨン、クリアケース
2018年 82 x 22 x 3cm 木製パネル、蝋、オイルクレヨン、その他
溶かした蝋が凝固する過程に様々な方法で手を加え、内部や表層に多様な表情を与える試み。
紐を沈めた
紐を沈めた
滑り止めシートを沈めた
滑り止めシートを沈めた
砕いた蝋を敷き詰めて溶かした蝋に浸した
砕いた蝋を敷き詰めて溶かした蝋に浸した
刻んだ和紙を加えた
刻んだ和紙を加えた
急冷させた
急冷させた
急冷させたあとに再度蝋を加え、急冷させた
急冷させたあとに再度蝋を加え、急冷させた
油彩蝋 2018年 42 x 42 x 3cm 木製パネル、蝋、オイルクレヨン
グラデーションになるように四角形の蝋を作って隙間をあけて並べ、あいだに白い蝋を流した。白い部分にもわずかに色が溶け出している。
2018年 24.5 x 24.5 x 3cm 木製パネル、蝋、オイルクレヨン
木製パネルに毛糸を等間隔に貼ってから蝋を流し込んだ後、表面に冷水を流し急冷させた。
パネルを置いた紙型の中に溶かした蝋を流し込み、凝固する前に滑り止めシートを沈めた。
紙型の中に溶かす前の粒状の蝋を敷き詰め、その中に溶かした蝋を流し込んだ。
少量の蝋を流し込み凝固させ、短く切ったストローを差し込んでから再度上から蝋を流し込んだ。
成型した蝋をカッターで削り欠片状にしたものを紙型に敷き詰め蝋を流し込んだ。
型に蝋を流し込み、ある程度凝固し始めてから氷を9個置いて部分的に急冷させた。
紙型の中の木製パネルに細めの毛糸を等間隔に貼り、蝋を流し込みそのまま凝固させた。
少量の蝋を流し込み凝固させ、細く切った和紙を全体に散らしてから再度蝋を流し込んだ。
少量の蝋を流し込み凝固させ、半球状に成型した蝋を置いてから再度蝋を流し込んだ。
課題作品
Back to Top