2025年 筑波大学芸術学学位プログラム(博士前期課程)修了制作展 茗渓会賞
2024年 第59回 神奈川県美術展 入選、SICF25 出品、個展「糸と色」(東京 / ギャルリー東京ユマニテ)、SHIBUYA AWARDS 2023-24 入選
2023年 筑波大学芸術専門学群卒業制作展 芸術専門学群優秀賞、第58回 神奈川県美術展 奨励賞
2022年 SICF23出品、第57回 神奈川県美術展 入選、個展「造形ラボ展Vol.2 アミドとイト」(茨城 / 筑波大学附属病院)

修了制作「moire 2412」2024年、キルト用糸、塗料、木材 10点組作品(各3000×300×100mm) 茗渓会賞
糸を狭い間隔で並行に張って膜状の単位を構成し、それらを層状に重ねて発色を制御する試み。層の前後関係や糸の間隔を調整して色合いを調整した。
photo : McLeod Gary Roderick
2024年 各60×15×9cm 木材、糸、塗料、接着剤
2024年 直径80cm、奥行き8cm 木材、糸
糸を等間隔に張って生まれる帯状の要素を重ねて構成した。間隔の加減により濃淡が変わって見える。2点とも同じ色の糸を使って構成しているが、手前に来る色が全体の色の印象に大きく影響するため、1つ目の作品は青、2つ目の作品は青紫の印象になる。
2024年 「geometric net」 紙箱、ラッカー サイズ可変
表現の拡張展2024出品作 ※都合により会場で展示できなかった作品

紙箱を展開し、組み立てた時に外側になる方の面にグレー(または赤)のラッカーを吹き付け、これを箱状に組み立てて全方位から白のラッカーを吹き付ける。再度平面状に広げると、白のラッカーが届かなかった部分にグレー(または赤)が残り、展開図を2色で塗り分けた構成が得られる。
箱の展開図の多様性と美しさを生かしつつ、これを一定のルールで2つの領域に分割したものを並べて展示することにより、統一感を保ちつつメリハリのある色面のリズムを生み出した。組み立てられた箱のどの部分が外部に露出しないのか一目で分かる点も興味深い。
1/2(スリーブ箱の内箱)
1/2(スリーブ箱の内箱)
2/2(スリーブ箱の外箱)
2/2(スリーブ箱の外箱)
白ラッカー吹き付けの様子
白ラッカー吹き付けの様子
左:白ラッカー吹き付け後 / 右:白ラッカー吹き付け前
左:白ラッカー吹き付け後 / 右:白ラッカー吹き付け前
SICF25出品作 2024年 キルト用糸、塗料、接着剤、木材 180×18×10cm
2023年 120×15×10cm(6点組作品) 糸、木材、塗料、接着剤
SHIBUYA AWARDS 2023-24 入選、高橋コレクション
2023年 各60×15×6cm 木材、糸、塗料、接着剤
細い糸と太い糸を併用することにより、線の表情にバリエーションが加わった。手前と奥の位置関係を微妙に撹乱する効果がみられる。
2023年
左:60×15×10cm 木材、糸(綿、レース糸)、塗料、接着剤
右:60×15×10cm 木材、糸(絹糸)、塗料、接着剤
配色は変えず、糸の太さの違いによる線の見え方の差異を比較した。細い糸の作品では糸どうしの間隔を狭めて構成している。
2023年 90×90×25cm 木材、糸、塗料、接着剤
過去の作品では等間隔に並ぶ糸の群が常に壁面と平行になるように張っていたが、本作では奥行き方向に傾きを与えてみた。箱の色を白・黒ではなく中間色のグレーにした点も新たな試み。
2023年 45×180×8.5cm 糸、木材、塗料、接着剤
同色の糸数本を等間隔に張ったものを層状に重ねた。

2023年 各 240×30×30cm 木材、糸、塗料 第58回 神奈川県美術展 奨励賞
30×90×15cm 糸、木材、塗料、接着剤
同色の糸数本を等間隔に張ったものを層状でランダムに重ねた。3色の糸でも平行線の間隔調整による粗密の緩急、交差の角度、線群の前後関係のバラエティにより豊かな空間性が生じる。視点移動に伴う見え方の変化も楽しい。
70×70×30cm 木材、網戸、糸、ペンキ、接着剤
網戸を4層等間隔に張り、その間に赤・白・グレーの3色の糸を通して構成した。
卒業制作「層23012022年制作 卒業制作、木材、網戸、糸、ペンキ、接着剤、金具、240×80×45cm (3点組作品) 優秀作品賞
網戸を等間隔で4層張り、そこに赤・青・白の糸を張って空間的に構成した作品。
神奈川県美術展
個展「造形ラボ展Vol.2 アミドとイト」(茨城 / 筑波大学附属病院)
SICF22 2022年 90×180×45cm 木材、網戸、糸、塗料


課題作品
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