大久保智子(博士前期2年生) 直径80cm、奥行き8cm 木材、糸
糸を等間隔に張って生まれる帯状の要素を重ねて構成した。間隔の加減により濃淡が変わって見える。2点とも同じ色の糸を使って構成しているが、手前に来る色が全体の色の印象に大きく影響するため、1つ目の作品は青、2つ目の作品は青紫の印象になる。
2023年度後期合同ゼミ 学群・博士前期生による制作研究に関する意見交換会 2024.3.24(日)
岡平萌(学群3年生) "waver" M150号(227.3×145.5cm) 木製パネル、ペンキ、アクリルガッシュ
筆によるフリーハンドの線群で構成。等間隔で線を引くガイドにマスキングテープを使用している。筆先がテープの境界に一致するよう意識を集中して描画すると、手の震えによる線の乱れが画面全体に心地よい揺らぎを生む。
矢作百花(学群3年生) "craze 2312" (上:7点組作品), "crack 2312"(下:2点組作品) 陶
釉薬(ガラス質の膜)と素地の収縮率の違いによって生じるひび割れ(貫入)に注目した作品。窯出し直後に表面全体に墨を塗ると割れ目に浸透して色がつき、形を強調できる。偶然を取り入れることで得られる形の美しさに注目した作品。
釉薬(ガラス質の膜)と素地の収縮率の違いによって生じるひび割れ(貫入)に注目した作品。窯出し直後に表面全体に墨を塗ると割れ目に浸透して色がつき、形を強調できる。偶然を取り入れることで得られる形の美しさに注目した作品。